宿題の効果的な取り組み方:時間管理と計画のコツ

勉強方法

塾の宿題が多くてこなせない・・・

1時間机に向かっていても、1ページも進んでない・・・

間違えた問題の解き直しまで手が回らない・・・

そんな悩みを多く聞きます。

宿題に取り組む際には、効果的な時間管理と計画が欠かせません。

ここでは、宿題を効果的にこなすためのヒントを紹介します。

スケジュールの作成

最初に行うべきことは、宿題のためのスケジュールを作成することです。

毎日の予定を把握し、宿題に割く時間を明確にしましょう。

計算練習は日々のルーティン化しておいて毎朝6時半から行うなど決めておき、算数の授業があった日は、その日の復習を”その日のうちに”必ず行うなど決めておくといちいち迷わなくてスムーズです。

このスケジュールには、宿題を行う時間だけでなく、休憩を取る時間、他の習い事や友達と遊ぶ時間なども含めることが重要です。

子ども自身が、自分の可処分時間を”見える化”することで、時間に対する意識が変わってくるはずです。

優先順位の設定

次に、やるべきことの優先順位を設定します。

この優先順位の設定は、模試やクラス分けテストの前の時期には特に大切になってきます。

テスト範囲の中でお子様の苦手な単元の洗い出しを行い、重要度に応じて順番にこなしていきましょう。

重要なタスクから順に取り組むことで、時間の効率を高めることができます。

集中力を高める環境の整備

宿題をする場所や環境も重要です。

子供が自分の部屋で一人で集中できれば、それに越したことはありません。

ですが、よくあるのは”1時間机に向かってただけ”とか、”ほんの少し考えてから解答解説をちょっと写して終了”というもの。

子供だけでなく大人であっても、人の目がないとダラダラしてしまうというのはよくあることです。

そのような場合は、「一緒に勉強しよう!」と声をかけてリビングで勉強させるようにするとよいでしょう。

その際は、静かで明るい環境を整え、集中力を高めるために外部の邪魔を最小限にしましょう。

また、部屋に戻って何かを取りに行くということがしょっちゅうあると、集中力が途切れますから、必要な教材やツールを手元に揃えておくことも忘れないようにしましょう。

タイムマネジメントの技術

最後に、タイムマネジメントの技術を磨きましょう。

タイマーやカレンダーアプリを活用して、時間内に宿題を終わらせるように心掛けましょう。

期限を設定することで集中力が増し、勉強がはかどります。これを”締め切り効果”といいますが、社会人においての仕事もまったく同じことでしょう。

また、予定外の時間を考慮して、余裕を持った計画を立てることも大切です。

まとめ

宿題に取り組む際には、時間管理と計画が成功の鍵となります。

私自身、今でこそ、ブログ記事を書く際に時間設定を決めて取り組んでいますが、以前は1日かけて1文字も書いていないということもよくありました。

効果的なスケジュールの作成、優先順位の設定、集中力を高める環境の整備、そしてタイムマネジメントの技術を身につけることで、宿題を効率的にこなし、学習成果を最大限に引き出すことができます。

このように書いてみると、社会人に必要な技術のような気がしてきますが、まさにその通りで、勉強をするうえで大切なことというのは、子どもでも大人でも同じことなのです。