0.25×24を1秒で計算できますか?
8×3.14を1秒で求められますか?
これらは、受験算数では必須の知識で、中学受験生なら誰もが覚える計算・数字です。
知っているのと知らないのとでは、天と地の差がつく計算・数字4選!
6年生に上がるまでに覚えておきましょう!
小数⇔分数
早速だけど太郎くん、0.25×24はいくつ?
えー、筆算しますので、ちょっと待ってください・・・
太郎くん、さてはまだ覚えてないね?
えっ!何をですか!?
中学入試に頻出の小数は、必ず全部覚えておきましょう!
絶対覚える小数⇔分数!
これを覚えていると、頭の中で以下の計算ができます。
0.25をパッと分数に直すことができれば、約分を利用して一瞬で答えが出せるよ!
なるほど~!
確かに、0.25って計算問題によく出てくるから、覚えておいた方がいいですよね。
上記表の小数は本当に頻出ですから、絶対覚えましょう!
0.125を見て、に直して、そして約分して、、、なんてやっていたら、大変です。
平方数(四角数)
先生、平方数って何ですか?受験でよく出るって聞いたんですけど。
平方数っていうのは、同じ数字を2回かけ合わせてできる数のことだよ。例えば、6×6で36みたいな。円や円すい、それから、規則性の単元でよく出てくる数字だね。
かんたんな問題では、”1,4,9,16,25,36,49,□,81,100・・・という数字の列で、□に入る数字はいくつでしょう?”なんていうのが、平方数の問題例です。
平方数は四角数ともいいます。
下の図のように、碁石を正方形の形に並べていったとき、その総数が平方数になります。
10×10くらいまでなら大丈夫かなあ。どこまで覚えておけばいいんでしょうか?
19×19までは覚えておきたいね!ゴロ合わせがあるから、それで覚えよう!
例えば、16×16=256なら、こうやって覚える。
太郎くんのお母さんが晩ご飯のおかずに、煮物を作っているところを想像してください。
ジャガイモ煮込もうかな~
玉ねぎ煮込もうかな~
にんじん煮込もうかな~
ということで、
次は、17×17=289
こういう場面を想像してください。
明日からGWなのに、うちはどこにも連れて行ってもらえない!
隣の山田くん家は2泊3日のハワイ旅行に連れて行ってもらえるのに、うちは・・・
山田くんは、うらやましいな~いいな~いいな~
ということで、
次は、18×18=324
こういう場面を想像してください。
男の子がクラスの女の子に告白したんだけれど、フラれてしまいました。
女の子は背の高い子でした。
逆に男の子は背の低い子でした。
女の子は、「イヤよ、私より小さい人は!」
ということで、
こんなふうに、ゴロ合わせの覚え方がネット上にもたくさんありますから、19×19まで覚えてしまおう!
×3.14の計算
先生、覚えなきゃいけないことが多くて大変です。
一度に全部覚えようとすると、大変だよ。
一番理想的なのは、”たくさん問題解いているうちに自然と覚えてしまう”っていうことなんだけれど、なかなか現実はそうはいかないんだよね。
ですよね~・・・
ひとまず、覚える計算・数字を印刷してかべに張っておきます。
じゃあ、これも印刷してかべに張っておこう!
この”×3.14”シリーズこそ、たくさん解いているうちに自然と覚えるというのがいいです。
逆にいうと、それくらい相当量の問題を集中して解かなければいけません。
三角数
さあ、最後だ!
えっ!まだあるんですか!?
本当は、、実は、、もっとあるんだけれど、基本の”き”ということで、4選としているんだ。
最後は、四角数に似ている数で、”三角数”だ。
これも四角数と同じく、規則性の単元でとてもよく出てくる!
規則性を得意分野にするためには、絶対おさえておかなければならない数だよ!
かんたんな問題では、”1,3,6,10,15,21,28,□,45,55・・・という数字の列で、□に入る数字はいくつでしょう?”なんていうのが、三角数の問題例です。
下の図のように、碁石を三角形の形に並べていったとき、その総数が三角数になります。
1+2=3個、1+2+3=6個、1+2+3+4=10個・・・というように、1から順番に数字を足していけば、三角数をどんどん求めていくことができます。(□に入る数字は36です)
まとめ
今回は、絶対覚えよう!計算・数字4選!を紹介しました。
一度に全部覚えるのは大変な苦痛を伴いますので、円や円すいの単元のところで”×3.14”を、規則性のところで”三角数”や”四角数”を、普段の計算練習で”小数⇔分数”を、それぞれに覚えてください!